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民家調査の続き、、、の続き [建築士会]

一ヶ月ほど前に安曇野市から建築士会が委託を受けた
市内の民家を調査する事業。
その調査業務の続きを今日、士会の支部メンバーと共に行いました。
前回調査の記事

前回は地区全体を歩いて巡り、民家だけでなく集落の生活に関わる要素、
住宅から神社や祠、道祖神や堰などを地図上にプロットする作業を実施。
今回は集落から一軒の古民家をピックアップし、
建物全体を平面立面断面と各向きに計測。
撮影した画像とともに今後の資料として活用すべく調査を実施しました。

午前に豊科の飯田地区、午後は同じく豊科の重柳地区。
いづれもこの地方の伝統的民家建築の本棟造で、
ともに築年代は江戸時代後期とされています。
2015.02.14.minka1.JPG
2015.02.14.minka4.JPG
建物の広い面積を有する土間はいまどきの”なんちゃって”ではもちろんなく、
むかしながらのタタキの土間。
中心に位置する“おえ”は採光が乏しい為に薄暗いのですが、
屋根には天窓を設けて工夫している様子は対応しているのは両方に共通していました。
2015.02.14.minka2.JPG
2015.02.14.minka3.JPG

とくに重柳地区の民家は現在も所有者の住人が生活をされていて、
実生活を伴った歴史の重みを感じさせてくれるものでした。
2015.02.14.minka5.JPG
2015.02.14.minka6.JPG

安曇野市内各地には多くの古民家が存在しますが、
近代以前の建物となるとそう数は多くありません。
あくまで個人の所有ですから保守管理も個人任せになってしまい、
その経済的な負担もまた、民家存続の重荷になっているのが現状です。
屋敷林についても同じことが言われていますが、
こうした伝統的建造物は市民全体の誇るべき財産であり文化でもあることですし、
所有者の思いを尊重しつつ、地域全体で大切に継承していく仕組みもまた
考えて行かねばならない時が来ているのではと思います。

今日は個人的にも普段なかなか目にする機会の少ない
私邸としての古民家の様子を拝見することでき、いい勉強になりました。

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