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赤線という名の道 [暮らし]

田舎に限らずの話ですが、
安曇野のような地方で住宅建築の仕事をしていると
とくに出会いやすいのが里道です。

里道はかつて公図上に赤い線を引いて示すことが義務付けられていたため、
いまでもその名残で赤線とか赤道と呼ばれることがあります。
というか、一般には赤線の通り名がもっともポピュラーですかね。

赤線は道路法の規定を受けない細道で、一般には国の所有地です。
近年は法改正があって一部は市町村に無償譲渡されたものもあるのですが、
道路として機能していないあぜ道のような赤線は依然として国が管理しています。
ただし一定条件に基づいて国から地元の者が払い下げを受けることができるなど、
いろいろややこしいですが手続きを経て赤線でなくなることもあるようです。

今日も池田町の某所へ現場調査の依頼を受けて出かけてきたのですが、
建設工事予定地に隣接して赤線が存在し、その境界の扱いについて
施工担当会社の人と現地であーだこーだと打ち合わせをしてきました。
2014.09.19.2.JPG
水路も平行しているので、赤線自体は幅1mに満たない狭小通路で、
敷地の背後の山へ抜けるだけのほとんど突き当たり状態の山道。
まあ扱いとしては建設工事に大きな影響を与えるわけではないので、
役所と打ち合わせしながら境界沿いの扱いを適切に行えばそれで済みますが、
やっかいなのは敷地の中を横切っていたりするようなとき。

いまどきの分譲宅地ではあり得ないことですが、
古くからの開発されていない道や元は畑だったという場所などには
ごく稀にですがこうした赤線が横切っていたりするので、注意が必要です。

地元在住の方ならともかく、見知らぬ地方へ移住するなどで
新たに住まいの拠点となる土地を購入し、家を立てようとする際には
この赤線の存在をしっかり確認することを忘れないようにしましょう。

もっとも、普通の宅地取引業者ならその辺はきちんとしているので
あとになって問題となるようなことはないでしょうけれどもね。
いづれにしても、赤線の存在は今も厄介なものです。

2014.09.19.1.JPG
(上記画像は以前に白馬村の現場調査で出会った赤線。
普通に畑のあぜ道にしか見えないのですけどね。)
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